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座ったままバレー??『シッティングバレーボール』

▋シッティングバレーボールとは?

シッティングバレーとは、その名の通り、座って行うバレーボールで、 常におしりを床についていなくてはなりません。
通常の6人制バレーボールのルールーを基にしており、国際ルールでは、 障害の程度、種類によるクラス分けはなく、上肢や下肢などの切断、また は運動機能障害をもつ選手が出場します。

 

▋ルール

・6人制のラリーポイント5セットマッチ。

・でん部の一部がつねに床についていなければならない。

・サーブブロックをしてもよい。

・コートは10m×6m。

・アタックラインはセンターから2mのところにある。

・ネットの高さは男子が1.15m、女子は1.05m。

・サーブを打つときはでん部がエンドラインの後ろになければならない。

・ネットインも認められる。 25点先取の5セット制で、最終第5セットは15点

・ボールには体のどの部分で接触してもOK

 

▼ シッティングバレーボール 試合動画

 

▋シッティングバレーボールの始まり

シッティングバレーボールは、1956年に戦争によって体が不自由になってしまった人々により、オランダで考案されたスポーツです。障害の治療やリハビリテーションのためにスポーツが導入されたのは1944年まで遡ります。その時、動きの少ない“シットボール”と“バレーボール”を組み合わせて作られたのがシッティングバレーボールの始まりです。

 

その後大会が開催されたことで徐々に注目を浴び、1980年、ついにシッティングバレーボールはパラリンピックの正式種目となりました。

シッティングバレーボールは障害者や膝、足首などに怪我をした健常者のバレーボール選手達が中心ですが、障害者と健常者が高い技術を持ち得ながら、共に運動できるスポーツ競技としてさらに成長する可能性を持っています。

 

関東を中心に、教室などのイベントが開催されているので、興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか。

 

▼日本パラバレーボール協会

所在地:〒110-0015 東京都台東区上野3-28-4 上野スカイハイツ204

URL:http://www.jsva.info/

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