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▋初代国技館が1909年(明治42年)5月31日に完成
2017年5月場所は白鵬が全勝で38回目の優勝を飾り、平成生まれの関脇・高安が2年ぶりの大関昇進を決めるなど盛り上がりを見せましたが、その大相撲が行われる国技館は実は2代目だということはご存知でしたか?
初代国技館は1909年(明治42年)5月31日に完成。
1833年(天保4年)から墨田区両国二丁目にある回向院(えこういん)で相撲興行が行われていたことから、1909年(明治42年)に同境内に建設されました。
設計は日本銀行本店や東京駅、浜寺公園駅の設計者として知られる辰野金吾とその教え子葛西萬司。
鉄柱308本と鉄材538tで造られた大屋根が巨大な傘に見えたため、「大鉄傘」という愛称で呼ばれました。
その後火災や関東大震災によって2度再建されますが、1958年に日本大学へ譲渡され「日大講堂」となります。
現在の墨田区横網一丁目にある国技館は1984年11月30日に完成。
翌年盛大に落成式が催され、千代の富士と北の湖の両横綱による三段構えが披露されました。
ちなみに、両国国技館という呼称は一般向けの通称であり、正式名称は「国技館(こくぎかん)」だそうです。